「アストラボ(児童発達支援・放課後等デイサービス)」をご利用の皆様へ

アストラボとは?

さて現在、放課後等デイサービス「アストラポルテ」では、(サッカーを中心とした)運動を通じた集団行動でサービスを提供させていただいております。
そのなかで、「いきなり集団に入るのが不安」「個別の関わりの中で自信をつけたい」というニーズも感じてきました。

そこで、集団へのはじめの一歩をデザインする「プレ・ステージ(準備・基礎)」として、
この度、「アストラボ」を立ち上げることとなりました。

アストラボは、運動や集団生活に不安を抱えるお子様が、自分に合ったペースで「感覚統合(身体)」「SST(社会性)」「学習習慣(静止・集中)」「日常生活の自立(日常生活動作)」を、あそびと探求(ラボ)のようなワクワク感の中で育み、自信を持って次のステップへ進むための準備の場所です。

アストラボ(astrabo)の由来とその想い

アストラボ(astrabo)は、以下の3つの言葉を掛け合わせた名前です。

①アストラ(星・未来)
アストラポルテ(星への扉)へ続く、輝く子どもたち。

②ラボ(研究室・実験場)
失敗を恐れずに「やってみる」「探求・発見する」場所。

③ブラーボ(喝采・賞賛)
サッカーで素晴らしいプレーを称える言葉「ブラーボ」。

5領域(※)を網羅した「7つのラボ(プログラム構成)」

アストラボは、以下の7つの「ラボ(あそびの探求)」で構成しています。

(※)「5領域」とは、国の障害児通所支援ガイドラインで示される「本人支援の5領域」のことで、子どもたちが育つ上で大切な力を5つの視点から捉えています。これらは「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5つとなっています。

① ムーブメント・ラボ(身体づくりの基礎)

すべての活動の土台となる「脳と身体の連携」を整えます。【運動・感覚】

★ 粗大運動の基礎:36の基本動作の習得(文部科学省「幼児期運動指針ガイドブック」より)
身につけておくべき3つの動きのカテゴリー(バランス・移動・操作)を、あそびのプログラムに組み込みます。
(1)【平衡系(バランス)】 姿勢を安定させる動き
(2)【移動系】 重心を移動させる動き
(3)【操作系】 物を扱う動き

★プレ・ボールタッチ:ビジョントレーニング
足で扱う前に、「手で転がす」「投げてキャッチ」「風船を追う」など、物体との距離感(空間認知)を養います。

★ 感覚統合アプローチ
トランポリン、ボルダリング、スイング等を用い、固有受容覚・前庭覚を刺激。姿勢保持や不器用さの改善を図ります。

② ソーシャル・ラボ(集団・ルールの基礎)

集団生活・集団行動(チームスポーツ)の前提となる「他者意識」を育てます。
「ルールがあるから楽しい」を実感し、他者との距離感を学びます。【人間関係・社会性】

★「審判(ジャッジ)」の尊重と受け入れ
スポーツにおいて、自分の思い通りにならない決定を受け入れる練習は、社会での「折り合い」に直結します。

★非言語(ノンバーバル)」の意思疎通
声だけでなく、体を使ったコミュニケーションを強化します。(手を挙げて合図する、目配せをする、ハイタッチをする )
言葉が苦手なお子様でも参加できる手段を増やし、集団の中での「つながり」を実感させます。

★「順番」を守る
待つこと、交代することの練習。タイムキーパー係などを通じて役割交代を学びます。

★「応援」の力
友達に「がんばれ」と言うこと、拍手を送ることの大切さを学びます。
「がんばれ」だけでなく、拍手や応援ボードの使用など、視覚的・動作的な応援方法も提示し、参加の幅を広げます。

★ あそびのSST
簡単なルールを守る楽しさと、勝った喜び・負けた悔しさの感情コントロール(アンガーマネジメントの基礎)を学びます。

★コミュニケーションスキルの向上
「パスちょうだい」「こっちだよ」「ありがとう」など、プレー中に必要な声かけやアイコンタクトを遊びの中で練習し、意思表示と協調性の基礎を築きます。

③ ライフ・ラボ(日常生活動作の基礎)

「自分のことは自分でする」習慣を、スポーツマンシップの一環として身につけます。【健康・生活】

★ 身辺自立の定着
ビブスを前後・表裏確認して着衣、靴の脱ぎ履き、使用したビブスをたたんで返す練習。
「スポーツマン(利用児)の身だしなみ」として動機づけします。
荷物の整理、時間管理(タイマーの使用)を視覚的にサポートし、生活での「困り感」を減らします。

★ 衣服の調整(セルフケア)
暑くなったら脱ぎ、寒くなったら着るという体温調節や、体が冷えないように汗を拭く習慣を身につけます。自分の体の状態に気づく力を養います。自分の体調や感情(「疲れた」「やりたくない」)を適切に言葉で伝える練習も行います。

★ 水分補給の自立
水筒の開け閉め、適切なタイミングでの水分補給の自己管理能力を高めます。

★ 挨拶と返事
始まりと終わりの挨拶、名前を呼ばれたら手を挙げて返事をするなど、就学に向けたマナーを身につけます。

★ 用具の管理とリスペクト
自分が使う道具(ボールやマーカー等)の準備・片付けを自分で行います。「道具を大切にする」というスポーツマンの基本を学び、次の人のために場を整える意識を育みます。

★ ヘルプサインの習得
「自分で頑張る」ことと同時に、難しい時に「手伝ってください」と伝える勇気もスポーツマンシップの一部として練習します。

④ ラーニング・ラボ(学習習慣・静止と集中)

「座って活動する力」「集中する力」を養います。【認知・行動】

★ デスクワーク・トレーニング
5分〜15分、椅子に座ってパズル、塗り絵、プリント学習に取り組む習慣化。
個々のレベルに合わせ「あと1枚」「あと3分」と、成功体験で終われる量に設定。
終わったら明確なご褒美(好きなあそび等)へ移行します。

★ 聞く力
指示を最後まで聞き、理解してから動く「待つ」と「注視」の練習。指示の前に「見て」「聞いて」と合図を送ります。指示は短く(1つずつ)。
最後まで聞けたら「待てたね」と、結果だけでなく「待機」そのものを褒めています。

★ 視覚的ツールの使用
タイムタイマー(残り時間が色で減る時計)で「終わり」を可視化します。
言葉だけでなく、絵カードで「次は何をするか」のスケジュールを提示します。

★ 感情のコントロール
行動障害を予防します。「嫌だ」「疲れた」を爆発する前に言葉やカードで伝える練習や落ち着ける場所(クールダウン・スペース)の確保と、その場所への移動を肯定的に捉えます。

⑤ コミュニケーション・ラボ (コミュニケーション能力の育成) 

活動の中で、適切なコミュニケーションをとる方法を養います。【言語・コミュニケーション】

★ 自己紹介・他者紹介
「自分の好きなもの」を1つ入れて発表。他者紹介では相手の素敵なところを1つ見つけて伝える。

★ 適切な要求の仕方(ボディランゲージ)
「貸して」「手伝って」を、相手の目を見て、適切な声の大きさ(またはジェスチャー)で行う。

★ 遊びの誘い方
相手が忙しくないか確認してから「一緒に〇〇しない?」と声をかける練習。(断られた時の対応も含む)

★ 役割分担
「リーダー」「記録」「発表」など役割を決め、それぞれの責任を果たす経験を積む。

⑥ 親子参加型「オープン・ラボ」(イベント開催・見学いつでも可能)

保護者が「見る」だけでなく、「学び、繋がり、安心する」【開かれた家族支援】

★「成長の可視化」のための報告会
単に運動・活動する姿を見ていだくだけでなく、「以前は座れなかった子が、今は5分集中しています」といった、各ラボ(ラーニング・ラボ等)での成果を、専門的な視点からお伝えする時間を設けます。

★ ペアレント・トレーニング(ミニ講座)
イベントの合間に、家庭でもできる「声かけのコツ」や「SSTあそび」をレクチャーし、家庭と事業所の指導をリンクさせます。

★ 茶話会・コミュニティ形成
同じ悩みを持つ保護者同士が情報交換できる場を公式に作ることで、孤立を防ぎます。

⑦ 学校や関係機関とのつながり

アストラボでの支援内容を「個別支援計画」に基づき学校や関係機関へ丁寧にフィードバック。【移行支援】

★ 就学後の環境変化に戸惑わないよう、情報共有のハブとして機能します。就学に向けての学校及び保育所・幼稚園との連携を強化します。

★ 地域の児童クラブとの交流や、ボランティア参加で地域の一員として活動します。

(その他の取り組み)

★「プレ・スポーツ教育」の提唱。筋力や技術だけでなく、「自分の体を思い通りに動かす力(固有受容感覚)」や「空間を把握する力」など、あらゆるスポーツの土台となる「運動感覚」を育てることを強調します。

★「できた!」の基準を明確にすることで、指導の質を担保します。
「技術(スキル)」だけでなく「態度(マナー)」のライセンスを発行します。
例:スキル系→バランスの王様、スピードスター、ジャンプの達人
例:マナー系→挨拶の達人、お片付けマスター、応援キャプテン
運動が苦手な子でも「マナー系」で表彰されるチャンスがあり、全員がヒーローになれる仕組みにします。

★「アストラボ・ログ」の多角的フィードバック
保護者が最も知りたい「成長の背景」を伝えます。
「何ができたか」だけでなく、「どのように取り組んだか(過程)」や「次はどこを目指すか(見通し)」をセットでフィードバックします。 写真を活用した「デジタル連絡帳(HUG)」を使用します。

★「個別活動」と「集団活動」のサイクル
個別活動で「自信(スキル)」をチャージし、集団活動でそのスキルを「発揮(実践)」します。

成長をとめない「一貫支援体制」

アストラボで培った土台を、次なる成長のステージへと繋げる「法人内連携システム」を構築しています。環境の変化に敏感なお子様でも、安心して新しいチャレンジに向かえる環境を提供します。

 【段階的なステップアップ】
アストラボで「感覚の整理(自分の体をコントロールする力)」「ルールの理解(集団での振る舞い)」「基礎体力」が整った段階で、より高度な運動プログラムや競技性に特化した「アストラポルテ(放課後等デイサービス)」へとスムーズに移行できます。

【「顔の見える」情報共有】
法人内で支援記録や特性、効果的だったアプローチ方法を詳細に共有します。スタッフ間でのダイレクトな連携により、環境が変わっても「自分のことを分かってくれている」という安心感を維持したまま活動をスタートできます。

【長期的な視点での自立支援】
「幼児期から学齢期、そして将来へ」という一貫したゴール設定に基づき、その時々のお子様の状態に最適な環境を選択可能にすることで、途切れることのない伴走型支援を実現します。

「アストラボ」は、子どもたちが社会という広いフィールドへ飛び出すための助走をつける場所です。無理なく、楽しく、そして自信を持って成長を見守っていくことで、地域で最も選ばれる一貫した療育システムを構築していきます。

さあ、集団へのはじめの一歩をデザインしてみませんか!

時間内容狙い
11:00~ 14:00個別活動(SST・課題学習・感覚統合)個別希望の児童発達支援
    〜 14:30順次登所・健康チェック生活リズムの確認、着替え等の自立支援
14:30〜16:30個別活動(SST・課題学習・感覚統合)個別のSST、感覚統合遊具を使った微細・粗大運動、机上課題など、個々の「苦手」に寄り添い「得意」を伸ばすプログラムを実施
16:30〜17:15小集団プログラム個別活動で学んだことを、3〜5名程度の少人数グループで実践(簡単なルールあそび)
17:15〜17:30おやつ今日の「ブラーボ!(できたこと)」を確認し、自己肯定感を高める
17:30〜 17:45帰りの会 順次降所(送迎)保護者様へのフィードバック

アストラボ筑西 NEW!

〇提供サービス
児童発達支援
放課後等デイサービス

〇営業時間
【平日】10時00分から19時00分
【学校休業日】9時00分から18時00分

〇電話番号
0296-48-8183

〇FAX番号
0296-48-8193

〇定休日
日曜日・月曜日・お盆休み・年末年始

〇所在地
308-0031
茨城県筑西市丙205-2 レジデンミマス3F

〇事業所番号
0852700483

〇支援プログラム・自己評価アンケート結果
こちら(【情報公開】にて)

〇活動の様子
Instagram(こちらをクリック!)